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 スウェーデンらしいブラックなユーモアがふんだんに盛り込まれ、ほのぼのするスウェーデンの一般的な日常生活でありつつも、最後にはちょっぴり感傷的になる映画でした。
日本でも話題になるのも納得な内容でしたね。


幸せなひとりぼっち(原題:EN MAN SOM HETER OVE)あらすじ
 孤独な老人が隣人一家との触れあいを通して再生していく姿を描いたスウェーデン発のヒューマンドラマ。世界的ベストセラーとなったフレドリック・バックマンの同名小説を映画化し、スウェーデンで大ヒットを記録した。愛する妻に先立たれ、悲しみに暮れる孤独な毎日を送っていた老人オーベ。そんなある日、隣の家にパルバネ一家が引っ越してくる。車のバック駐車や病院への送迎、娘たちの子守など、何かと問題を持ち込んでくるパルバネたちにうんざりするオーベだったが、次第に彼らに心を開くようになり、やがて妻との思い出を語りはじめる。

 それにしてもこの映画、面白いとは思うのですが、2015年のスウェーデンでスターウォーズ7を超える動員数を出し、現在では国内歴代3位を記録している大ヒット作であるのはちょっと驚きですね。
日本では内容的にはスターウォーズを超えるような感じではないかな。
頑固だけども頼りになる愛されキャラのおじいちゃんOVEが主人公な点なんか「100歳の華麗なる冒険」にちょっと似ていますし、こういった映画がスウェーデンでは受けるのかもしれませんね。
また、移民の隣人が出てきたり、福祉国家らしく社会福祉問題も取り上げていたりと、スウェーデンという国らしさも表していましたね。
 
 ほのぼのしつつまったり観れて、ちょっとした感動もある映画。
お気に入りの映画の一つになりそうです。

 ちなみに観に行ったのは平日でしたが、かなりの込み具合でしたね。
さすが話題作なだけあります。
朝昼は結構すぐ売り切れてしまうようなので注意が必要ですね。


おじいちゃんが活躍するスウェーデン映画
100歳の華麗なる冒険(字幕版)
ロバート・グスタフソン
2015-04-24