9月初旬に夏休み休暇で初のインド旅へ行ってきました。

今回のスケジュール
9/3(土)夕方成田発→上海トランジット→デリー
9/4(日)早朝デリー着→デリー観光
9/5(月)デリー→アグラー→デリー
9/6(火)デリー→夜バラナシへ夜行列車
9/7(水)バラナシ
9/8(木)バラナシ
9/9(金)バラナシ
9/10(土)バラナシ→午後デリーへ飛行機
9/11 (日)デリー→上海→羽田 

今回はこのうちのインド入国からデリー観光について書きたいと思います。

空港~ニューデリー駅
 上海での乗り継ぎでバタバタした状態だったけどなんとか到着。
なぜかeチケットに記載されている時間よりも1時間早く到着しました。
中国東方航空のせいかはわかりませんが。
夜中0:30到着だったので、入国時も並んだりはしませんでした。
外国人用の入国審査所では、なんか聞かれてたけど聞き取れなかったので特に相手にされず、さっさと入国できました。
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入国審査エリア
 
 到着が夜中なのでメトロも運行しておらず、大人しく空港待機してました。
その間、インドルピーへ両替です。
空港の両替所はもちろんのことレートが悪かったので少額の両替を試みました。
高額なお金(1万円~)からしか両替してくれないみたいな話をよく聞きますが、私は3千円を出して「5千円はないか」と聞かれてけれど、「持ってない」と言うと呆れたように両替してくれました。
もし空港で両替するならニューデリー市内行く程度だと2、3千円くらいで十分です。
空港からニューデリー駅までは60ルピー(100円程度)ですからね。
両替所は空港内に何箇所かあるのですが、どこもこんな感じだと思いますよ。
空港内から出てしまうともう戻ってこれないので、空港内でベンチに座って寝たり地球の歩き方読んだりして暇潰してましたね。
 先にインドへ行った友人とはニューデリー駅に7時集合でしたので、6時前くらいに空港を出ました。
まだあたりは薄暗かったと思います。
空港を出ると空気ががらっと変化しました。
これがインドににおいか…と思いながら出口を出てすぐにあるメトロの入口へ向かいます。
途中噂通りインド人がニューデリーはやってないとかいろいろ言ってきますが、無視していきます。
メトロのチケット売り場は手荷物検査の前にカウンター一つと券売機、手荷物検査後にカウンター一つありました。
勘でチケットも買わず手荷物検査を先に通ったのが正解でしたね。
奥のチケットカウンターは空いているのでおすすめです。
 メトロの作りはヨーロッパでよく見られるような今時のスタイルでしたね。
フルのホームドアやホーム形状などなどがそう感じさせました。

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近年ヨーロッパで見られるメトロのスタイル

 インドにしては珍しくとても綺麗な内装でした。
作りも空港線使用なので大きな荷物も置くことができました。
乗車時間も約20分(4駅ほど)で、ストレスなく空港からニューデリー駅まで到着できましたね。 
 集合場所はメトロとは反対側にあるメインバザール側にあるので、メトロから地上のニューデリー駅まで移動。この移動ですが、かなり距離がありました。
目の前にニューデリー駅が見えているのにも関わらず、朝から渋滞の嵐でインド初心者がいきなり進むには難しかったです。
周りの様子を見ていると、車やオートリクシャーが来ようとなりふり構わず行っている人々だらけで、こうして渡るのかと見よう見まねで渡ってみたら案外簡単に道を横断出来ました。 
途中で話しかけてくる現地人もいましたが適当にあしらい、最後の鬼門鉄橋まで到着しました。
この鉄橋はただで渡ることが出来るのですが、渡ろうとすると「チケットは?」的な感じでインド人が話しかけてきます。
それも何人もです。
手荷物検査して鉄橋のなかに入ってもしつこく「チケットが必要だ」 って言ってきてかなりウザかったです。
最後に言ってきたインド人は「向こうでチケットチェックされるぞ」って脅してきましたね。
ひたすら無視するか必要ないなど否定しておくのがベターでしょう。
鉄橋渡るのにお金やチケットは必要ありませんので行かれる方は覚えておいてください 。
 鉄橋は電車上を渡るものでかなりの大きさからこのニューデリー駅がいかに大きいかわかりました。
16番線以上あったと思います。
この鉄橋を渡るのにも10分くらい要しましたね。 

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ニューデリー駅の鉄橋上

 鉄橋を出るときもうざいインド人がいましたが、そこまでしつこくなく通り抜けられました。
 やっとニューデリー駅のメインバザール側に到着です。
思っていたよりもかなり時間がかかりましたね。
予定した場所で友人と合流も出来て、ひとまず安心。 
こっからインド旅が始まると思うと先が思いやられましたね。

メインバザール
 ホテルは正午チェックインのため、ニューデリー駅の西側にあるニューデリーの中心地メインバザールをふらつきました。
早朝なためあまり商店はやっていませんでしたが、昼間や夜はすごい人通りのある道になってます。
初めてこの通り周辺を歩いた感想としてはかなり汚いでした。
道端にはゴミだらけで時折現れるゴミ置き場はかなり匂います。
ゴミが多いので雨が降ると排水口がゴミで詰まり、ゴミが沢山浮いたかなり汚い雨水のプール(冠水)になるようです。
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早朝のメインバザール

 商店も空いておらずチェックインまで時間があるので、友人が泊まっていたサンタナという日本人宿でデイユースすることにしました。
このサンタナですが、他の安宿と比べて値段が高めではありますが、日本人スタッフがいるので安心安全な上にいろいろ融通をきかせてもらいました。 
このときは本来は200ルピーするデイユースをそこまでの時間(12時まで)だったので、100ルピーにしてもらえました。
シャワーを浴びて少し休憩後、時間が10時とかになったのでメインバザールをふらつきつつホテルを探すことに。
ここで友人いちおしのラッシー 屋さんでラッシーをいただきました。
ノーマルのスモールサイズでたしか25ルピーほどでした。
このラッシーですがめちゃくちゃうまいです。
現地人はその場でいっき飲みしていますが、スモールでも結構大きので普通は無理ですね。
暑い気候に冷たいラッシーは効きます。
ちなみにこのインド旅このあと毎日ラッシーを飲むことになります(笑) 
メインバザールにはラッシー屋さんが入口付近と奥の方にあるところの2箇所ありましたね。
どっちも美味しかったですよ。
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インドと言えばラッシー

ラール・キラー
 ホテルにチェックイン完了後、身支度を整えいざデリーの観光地へ。
歴史的観光地はオールドデリー周辺に集めっていて最小に向かったのはラール・キラーというデリーへ首都を移した時に築かれた赤い城です。
メインバザールからは結構距離があるので、ここで初オートリクシャーを使いました。
インドの乗り物と言えばオートリクシャーっていうくらい安くて便利な乗り物です。
メインバザールからラール・キラーまでは交渉で100ルピーで行けました。
デリーのオートリクシャーの相場は3キロくらいで大体そのくらいのようでしたね。 
 オートリクシャーの乗り心地ですが、渋滞さえはまらなければ、スピードかなりだすので風が心地よいです。
このオートリクシャーですが、人によってクラクション音や内装など 様々な違いがあって面白かったですね。
クラクション鳴らされる立場はうざいですが、鳴らす側だとめっちゃ気持ち良い(笑)
それに乗り物に乗っていると話しかけられたり、人ごみを歩かなくていいのでかなり楽でした。
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初オートリクシャー

 メインバザールから30分くらいで目的地のラール・キラー到着。
周辺は観光地とあって多くの人や商店で賑わってました。
敷地内に入るとそこには大きな赤い砦が…
別名レッドキラーと呼ばれているだけあって外観はかなりかっこ良かったですね。
インド人も各々自撮りしまくってたのも面白かったです。
現地人用のチケット売り場は激混みでしたが、外国人用は並ばすすんなりチケットを購入できました。
入場料は500ルピーと外国人価格なため高価でしたね。 
ちなみに学生の友人は学割が効かず悲しんでました。
しかし、入場したはいいものの中には特に見ものもなくただ広大な敷地が広がっているだけでした。
日本で例えると皇居みたいなものかな。
インドの歴史やそういった建物に興味がある人以外は特に入場する必要もないところだと思います。
タダで入れる入口の広場で大きな砦が見れるのでそこで十分だと思いますよ。
中に入っても砦に登ったりもできませんし。 
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出落ちだったラール・キラー

ジャマー・マスジット
 続いてもデリーの鉄板観光地の
ジャマー・マスジットへ向かいました。
ラール・キラーからは近場なこともあり、今回は普通のリクシャーを利用してみることに。
というかむこうからおじいちゃんが客引きしてきたのでのってみただけですけど。
20ルピーほどで交渉が落ち着いて乗ったのはいいものの、すごく遅い。
男の大人2人を運搬できるような体付きしてないおじいちゃんでしたので当たり前なのですが。
渋滞しているのもあって結構歩いてリクシャーを漕いでましたね。
思ったより距離があったのに結構値引いてしまった気もしたので、到着後は5ルピー払いました。
多く払ったときなんとも言えない顔してたな。 
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リクシャーから見た景色

 ジャマー・マスジットに入るのにはカメラ料として300ルピーかかるのですが、実質入場料でしたね。
カメラしまって撮らないとしてもお金は取られるようです。
ちゃんとしたチケットカウンターがなく入口のよくわからない男から購入するので結構不安でした。
靴置いてけってかんじでしたが、そのまま手に持って行きました。
外国人しかチケット代払わない上に、本物のチケットか怪しいのでかなりややこしい場所でしたね。
 ジャマー・マスジットはインド最大規模のモスクで、多くの現地人がお祈り?しに来てました。
家族で来てゆっくりしている人の方がおおかった気もします。
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ジャマー・マスジットには多くの人が

 ちなみに靴を脱ぐため、床がかなり熱く全然歩けるような環境ではなかったですね。
みんな布の道の上を歩いていました。
塔の上に行くこともできるみたいでしたが、お金もかかるしさっきラール・キラーで失敗していたので今回は見送ることにしましたね。
ですが、このジャマー・マスジットはすごく綺麗な上に、インド人のゆったりとしたところを見れたので入った価値はあったと思いましたね。 
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お祈り中

 ジャマー・マスジット周辺はチャンドニー・チョウクという浅草のような古い町並みが広がっていました。
食べ物から衣類などなどの商店が並んでいて、カオスでありつつ楽しい雰囲気もありましたね。
ジャマー・マスジットのメインゲート周辺にはかなりの数の商店があり多くの人で賑わっていました。
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ジャマー・マスジットのメインゲート前

コンノート・プレイス
 ジャマー・マスジットの後は、メインバザールの南側にあるコンノート・プレイスへ向かいました。
コンノート・プレイスは円形に広がった商店街(イオンモール的な)でインドの裕福な層や外国人観光客がショッピングやご飯を食べにくるところです。
そのため、私は遭遇しませんでしたが、詐欺などの被害に合う人が多いエリアでもあるみたいです。
このときの目的は早めの夕御飯でしたので、いろいろ見たりするのは後日することに。
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多くの商店が軒並うコンノート・プレイス

 今回の目的であったカレーが有名なレストラン(名前忘れちゃいました)へ。
ここレストランはかなり昔からやっている老舗でカレーが美味しいと噂を聞いてきてみました。
コンノート・プレイスの中心地あたりにありました。
ドアにはもちろんガードマンがいましたね。
ザ東アジア人の観光客の格好が似つかないレストランでしたので、ちょっと居心地が悪かったです。
現地人の身なりはしっかりした感じだし、観光客もちゃんとした格好の欧米人だけでしたから。
メニューを見るとカレーが500ルピー前後が標準でしたので思ったよりかは安かったのですが、会計のサービス料が同額くらい取られてたのには驚きでしたけどね。
 頼んだ料理はチキンカレーとシュリンプカレーにライスでした。
どどちらのカレーも美味しくて特にシュリンプカレーはかなりの旨さでしたね。
ちなみに前菜としてピクルスが付いてきました。
クーラー付いててトイレも紙があって綺麗だし金払うとサービス良いし、このサービス料も納得かもしれません。
ちょっと自分がお金持ちになった気分も味わえたのでこのレストランは良かったですね。 
払った金額は紅茶とカレーとライスに前菜付きで2000円ほどですが(笑) 
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チキンカレーとシュリンプカレー

 この日は疲れて眠たいこともあってメインバザールで少し買い物してホテルへ帰りました。
初日だけでかなりのボリュームになってしまいました。


インド旅の必需品






ここまで地球の歩き方が役に立ったことがありません。
インド旅に限っては必ず持っていったほがいいですね。 


洗濯や体洗うのに大活躍しました。
インドのシャワーは基本的に固定なので桶があると大変便利です。