瀬戸内海周遊旅の第5弾小豆島2日目です。 

1日目はこちらから。

第一弾の尾道、第二弾の倉敷第三弾の岡山、第四弾の児島はこちらです。


 2日目は、帰りの港が福田港(ホテルの場所からかなり距離がある)でありバス移動だと時間制限が多くついてしまうことを考慮して、レンタカー移動とすることにしました。
ホテルで借りるレンタカーは少し高かったですが、他のお店の予約がとれなかったので、ホテルで借りることになりました。
お金はかなり追加でかかってしましますが、乗り捨ても可能でした。
ホテルでキーとお土産のそうめんとせんべいを頂きホテルを出ました。

土庄港付近のまち
 ホテルから少し行ったところには、多くの人が住んでいるまちがあります。
ここの市街地は海賊から身を守るため、海風から建物や住人をまもるために複雑な道となっていて、迷路のまちと言われているみたいです。
今回は全然見ていませんが、いい雰囲気の路地みたいですね。
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迷路のまちの入口

 迷路のまちの入口の前には、世界一狭い土渕海峡があります。
1996年にギネスブック登録されたみたいです。
ここの海峡をみて、海峡の定義がよくわからなかったので調べてみると、陸地によって狭められている水域のことらしいです。
コンクリートで周りを固められているから少しイメージしづらいのかもしれませんね。
ちなみに、土庄町役場では横断証明書を有料で発行しているみたいですよ。
私は土木系の勉強していたし仕事もそっち系なので、興味があったところでしたが大体の人は興味ないだろうなと思えるスポットでしたね。
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世界一狭い土渕海峡

肥土山農村歌舞伎舞台
 続いては、山岳部にある肥土山農村歌舞伎舞台へ向かいました。
車で20分ほどで着いたと思います。
道中に案内板が出ていて近くには駐車場があるので特に迷うことなくたどり着けました。
この肥土山農村歌舞伎舞台は、300年ほど前に、里人たちが幾多の歳月をかけて築造した蛙子池の完成を祝って始まったと言われている農村歌舞伎を行う舞台みたいです。
今年は5/3に行ったみたいで、驚くべき事にこの歌舞伎は住人たちが行っているみたいです。
この歌舞伎について綴っているブログを書いている人がいましたのでこちらを読むとどういったものかわかると思います。
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肥土山農村歌舞伎舞台の客席から

 私の小豆島のイメージする場所がここで、訪れたい場所の一つでした。
この場所は、思っていた通りの綺麗で素敵なところでしたね。
次回はぜひこの歌舞伎を鑑賞したいなと思いました。
ちなみに、ここの場所は八日目の蝉にも出てきます。
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肥土山農村歌舞伎舞台側から

 舞台裏には、のどかな農村風景が広がっています。
市街地から少し行ったところにこんなにものどかな農村部があるのには驚きましたし、とても魅力的だなとも感じました。
とても素敵な空間でしたので、フィールドレコーディングしましたので良かったら聞いてみてきださい。
ここの雰囲気が少しでもわかると思いますよ。
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  舞台裏にはのどかな田園風景

中山千枚田
 続いて、車で道を進むと中山千枚田が見えてきます。
棚田が広々と広がっていました。
ここは、日本の棚田百選にも選ばれている棚田で、小豆島を代表する風景ですね。

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中山千枚田

 よく写真でみるようないい景色のみえる場所を探したのですが、なかなか見つけ出せなかったので断念しました。
農作業をされている方も多かったので邪魔になってはいけませんしね。
絶景スポットはおそらくもっと上の方だったのだと思います。
それにもう少し稲が成長した後の方がもっといい景色なのでしょう。
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中山千枚田

 中山千枚田の近くには、中山農村歌舞伎舞台があります。
こちらも江戸時代から続く伝統的なものみたいです。
この周辺には、バス停もあってお店もいくつかありましたので人通りは多かったです。
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中山農村歌舞伎舞台

オリーブ公園
 農村部を抜けて国道沿いにあるオリーブ公園へ向かいました。
ここは道の駅で園内にはオリーブが多く植えられています。
記念館や宿泊施設、サンオリーブ温泉とかがあります。
園内にあるレストランで昼食をいただきました。
オリーブをふんだんに使ったパスタでしたが、味は普通って感じです。
しかし、セットでついてきた焼きたてのパンが美味しかったです。
そのまま食べても美味しいパンでしたが、オリーブをつけて頂くとさらに美味しかったです。
 園内を散策すると、日本で初めて根付いたオリーブの原木がありました。

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オリーブの原木

 オリーブの木を見るのは初めてでしたので、どれがオリーブの木なのかよくわかりませんでしたが、そこらじゅうに同じ木が植えてあったのでオリーブの木がどれなのかすぐ分かりましたね(笑)
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オリーブの道

 オリーブの道を抜けると開けた丘が見えてきます。
ギリシャ風車のあるこの場所は絶景スポットとして有名ですが、この日は前日と同じく天気は悪目でしたので、まぁまぁな景色となってしましました。
それでもここで記念写真を撮る方は多かったです。
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ギリシャ風車のある丘

 園内の外れの方に行くとハーブガーデンがあります。
たくさんの花々があって、とても綺麗なところでした。
ここにはハーブショップがあってハーブ関連のものが売っていました。
また、この建物は最近やっていた映画「魔女の宅急便」で使用されていたものみたいです。
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ハーブガーデン 


 ひと通り園内を散策し終わったあとは、お待ちかねの道の駅でのショッピングです。

ここの道の駅では主にオリーブ関係の商品が多くあって、他の道の駅やお土産屋で売っていないものもありました。

たくさん迷って今回購入したのは、どこにでも使える一番人気商品のヴァージンオイル(左)とガーリック入のオリーブオイル(真ん中)、ハンドクリーム(右)でした。

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購入したオリーブ系の商品


 他にも種類がいっぱいあったので、自分にあったものを見つけることができると思います。

あと、小豆島産の日本酒を購入しました。

3種類くらいあったかと思います。

小豆島は水がおいしいのでいいお酒も作れるみたいですね。

日本酒の味がいまいちわからないのですが、樽の味がするしっかりとした日本酒だったと感じています。

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小豆島産の日本酒


寒霞渓

 続いては、日本三大渓谷美にも選ばれている寒霞渓へ向かいました。

道路はだいぶくねってましたが、整備がちゃんとされていたのでそこまで運転に支障はありませんでしたよ。

登っていく段階でだいぶ天気が回復していたので、景色に期待が出てきました。

山頂へは、一時間もかかっていないと思います。

駐車場はたくさんあったので停めるのに困ることはなさそうな感じです。

展望台がいくつかあってメインの展望台には石に掘られた寒霞渓の看板があるので、記念写真にはもってこいでした。

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寒霞渓の展望台


 一番綺麗に景色を楽しめた展望台からは、瀬戸内海と市街地、渓谷を一望できました。

ここの展望台も八日目の蝉に出てきます。

この景色は絶景ですので、寒霞渓を訪れたらここの展望台に行ってみてください。

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展望台からの景色

天気は良かったのですが、若干ガスってたのが残念でしたね。

寒霞渓は、ロープウエイもあるし登山道もあっていろいろ楽しみかたがあるので、次来るときは紅葉シーズンで行きは登山、帰りはロープウエイって感じにしようかと思います。


遠手浜
 予定していた船の時間よりもだいぶ余裕あったので、小豆島北東の海沿いに沿って福田港を目指すことにしました。
浜辺で少しゆっくりしたいと思っていたので、綺麗そうな小部海水浴場によってところ、綺麗な景色を観ることができたのですが、駐車スペースがなくて結局長居はできませんでした。
 浜辺を諦めて福田港へ向かったところ近くに遠手浜という浜があったので様子を見にいいてみました。
人の気配はほとんどない静かな浜でしたが、とても綺麗な浜でした。
砂浜には草が生え、花が咲いていて幻想的な雰囲気を出していましたね。
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幻想的な遠手浜

 海も澄んでいてとても綺麗でした。
ここの浜は近隣住民のお散歩コースになっているみたいで、お散歩している人もいました。
ここの浜での鳥の声や波の音が素敵でしたので、ここでもフィールドレコーディングしました。
我ながら結構いい感じに録れていると思うので、良かったら聞いてみてください。
きっと、遠手浜に行った気になれますよ。
 この遠手浜はさいごにふさわしい場所でした。
福田港に行かれる際はぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。
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海水も澄んでいて綺麗でした  

福田港
 遠手浜を一時間ほど楽しんだあと福田港へ向かいました。
これといって何かあるような港ではありませんが、静かなところでまったりとした雰囲気を出しているところでした。
ちなみに、ここの港は八日目の蝉のクライマックスで使われていた港でした。
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福田港のフェリー乗り場

 予定よりも一本前の船に乗ることができたので、早めにレンタカーを返却して船へ乗船しました。
行きとは別の会社の船でしたが、作りはだいたい一緒でした。
デッキで小豆島を見送りながら姫路港へ向い今回の小豆島の旅はおしまいです。
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デッキから見る小豆島

 その後は、姫路港についてから路線バスに乗ってJR姫路駅へ向い、予約していた夜行バスで東京へ帰り4日間続いた瀬戸内海周遊の旅を終えました。

さいごに
 天気が全体を通して悪かったので写真ではあまり良い風に取れていませんが、実際はもっと綺麗に見えていました。
天気が良くなくても綺麗だと感じられる小豆島は本当に綺麗なところなんだと思います。
それでも、やっぱり天気が良いときにまた行きたいとも思いますね。
 小豆島は思ったよりも栄えていて、離島にも関わらず生活に苦労することがなさそうです。
さらに、本州や四国に一時間半ほどフェリーに乗るだけで着き、フェリーの本数もたくさんあるのでアクセスも良いと思いました。
こうしたところが移住者が多い理由の一つになっているのかもしれませんね。
狭いエリアに海や山、田園風景、まちがあり、歴史や文化もたくさんあるという島の魅力をすべて持っていることも要因だと思います。
手軽に行けて島としての魅力をたくさん持っているからこそ人々が魅了されているのだと思います。


・エンジェルロードの近くのホテルではホテル松風や小豆島国際ホテルおすすめです。

小豆島へ移住した人のインタビュー


 今回瀬戸内海周辺の街を観光するにあたり、様々な情報得るためにココミルを参考にしました。
女性用なので男性には興味ある内容が少なめでしたが、ちょうど今回訪れた尾道、倉敷、岡山、児島、小豆島の情報を網羅しているので、ここら辺を回る場合には最適でした。
ここら辺をすべて一度に網羅している観光本はあまりないので、もし私のような回り方をする人には良いと思いますよ。