瀬戸内海周遊旅の第5弾は小豆島です。 

第一弾の尾道、第二弾の倉敷第三弾の岡山、第四弾の児島はこちらです。

小豆島には一泊二日と他より長めでしたので、2回に分けたいと思います。


 小豆島は瀬戸内海にある人口3万人ほどの島で香川県に属しています。

産業としてオリーブやそうめん、醤油、佃煮生産が有名でまた、映画にもなった小説「二十四の瞳  」の舞台で知られています。

近年は、近郊にある直島などと瀬戸内国際芸術祭を開催して人気を博しています。

今回は、一日目のことについて書きたいと思います。


 前日の天気を引きずるようにこの日は朝から小雨が降ったり止んだりの天気でした。

岡山駅周辺に泊まっていたので、小豆島へは新岡山港から向かうことに。

新岡山港へは岡山駅前から路線バスが出ており、約30分ほどかかります。

ここで注意点があります。

岡山駅から小豆島へ向かう場合は、新岡山港までのバスの乗車券と小豆島までのフェリーの乗車券のセットが販売されているらしく、200円くらいお得みたいです。

このことを知らなかったため、普通料金で両方とも乗ってしまいました。

バスはフェリーの待合室の前ま終点でした。

ちなみに、この待合室でも小豆島のお土産屋を買うことは可能でしたよ。

フェリーは約一時間十分ほどで到着します。

車も載せることが出来るフェリーですので、船内は広々としていて、ゆったりくつろぐことができます。

私はカーペットの雑魚寝できるところでゴロゴロしていました。

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小豆島へ向かうOlieve Line 


 新岡山港から出ているフェリーが到着するのは土庄港です。

降りてすぐのところには観光案内状があり、ここでマップや情報を仕入れることができます。

また、バスの一日フリーきっぷも1000円で購入できるのですが、バスの料金が意外と安く最高が300円しかかからないので、4回以上乗らないとお得にはなりません。

バス料金のことを知らなかったため、フリーきっぷを購入して結局この日は3回しか乗車していないので、結果損したことになります。

たがが、100円ですがなんか悔しかったので、行かれる方は移動手段について考えて行くのが先決かと思います。


マルキン醤油記念館

 愚痴はさておき、はじめにバスで向かった先はマルキン醤油記念館です。

バスも本数が少ないため、フェリーで降りた徒歩移動の人たちは大体みな降りてましたね。

こちらでは、醤油造りを学べる空間になっていました。

ここのエリアは終始ずっと醤油の香りがほのかにしていて、とても不思議な感じでした。

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マルキン醤油記念館

 

 館内は30分もあれば見終えるほどのところでしたね。

お土産屋も併設されていて、主に醤油関連の商品がたくさん置かれてました。

お店の前で皆食べている醤油ソフトクリームが気になり食べてみることに。

んー、おいしい。

醤油のしょっぱさが絶妙で、思ったよりも何倍も美味しくて感激しました。

コーンの中までたっぷりアイスが入っていることも好感が持てます。

こちらに訪れた際は、ぜひ食べてみてくださいね。

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 しょうゆアイス


二十四の瞳映画村

 バスが来るまで少々まちその後は、バスの終点である「二十四の瞳映画村」へ向かいました。

この施設は、昭和六十一年の映画「二十四の瞳」のセットが残っている施設です。

ちなみに、今回は行きませんでしたが、原作の舞台となった田浦分校が近くにあります。

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二十四の瞳映画村の入口


 園内は、全体的に昭和感のあるとても雰囲気のある場所となっています。

お店がたくさんあって、お土産屋や佃煮屋、カフェ、そうめん屋などがありました。

これだけ雰囲気があるといるだけで、わくわくしちゃいますね。

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園内は昔懐かしい日本のまちなみが


 奥の方には、二十四の瞳の銅像があります。

見たことはありませんが先生と生徒たちの心温まる話みたいですね。

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二十四の瞳の銅像


 園内の端の方に行くと、瀬戸内海を見わたすことができます。

あいにくの天気にも関わらずとてもきれいでしたね。

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瀬戸内海を望める


 海沿いには学校の校舎があります。

校舎前には、竹馬や名前がわからないのですがタイヤの枠を棒でくるくる回す遊びができる道具もありました。

老夫婦が童心に帰ってそれらの道具で遊んでてなんか和みましたね。

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分校のセット


 学校内には名前がわからなかったのですが、有名な映画監督の作品のポスターや映像が流れている教室や小学生に戻れるような椅子や机が置いてある教室などがありました。

ここの教室は、永作博美さんと井上真央さん出演の映画「八日目の蝉」のワンシーンとして使用されていました。

ちなみに、この映画は小豆島が舞台となっているので、これからたくさん八日目の蝉に関する場所が出てきます。

アマゾンビデオでは無料で見れますよ。

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教室から望める風景


 お腹もすいてきたので、ここで食事をとることに。

園内にある八日目の蝉の写真や映画で使われた衣装などが多く展示してあるカフェでごはんをいただきました。

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八日目の蝉の展示をしているカフェ


 ここで押されているご飯が揚げパンや牛乳などがセットとなっている給食セットと小豆島のB級グルメのひしお丼でした。

給食セットも捨てがたかったのですがこの時はひしお丼をいただくことに。

こちらのひしお丼はカリカリに揚げた豚肉ともろみ、きゅうりが乗った丼でした。

味は美味しかったですが、見た目通りな味ではありましたね。

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小豆島のB級グルメ


 映画村内には他に二十四の瞳を上映している劇場や二十四の瞳の作者の壺井栄の文学館などがあり、全て回ると意外と時間が必要なくらい充実した施設となっていました。


エンジェルロード

 時間も夕暮れとなっていたので、ホテルのあるエンジェルロード付近の小豆島国際ホテル前のバス停までバスへ行きました。

今回宿泊したのは、ホテル松風です。

思ったより、エンジェルロードからは遠かったですが、チェックイン後レンタサイクルを借りられたので急いでエンジェルロードへ向かいました。

ホテルからは自転車で5分ほどで到着。

駐輪場から少しいったところにすぐエンジェルロードが見えてきました。

曇っていましたが、とても綺麗な景色でした。

思ったよりも砂浜の道が太くて濡れるようなことはありませんでした。

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思ったよりも道が太い


 手をつないで渡るとうんたらかんたらと言われているだけあってカップルが多かったですね。

道もそこまで長くないのですぐに往復できちゃいました。

そこで、入口付近にあった展望台へ。

ここからはエンジェルロードの全体を観ることができました。

ここからの景色が一番かもしれません。

地元のおじさん曰く普段は人が列をなしてるけど今日は空いてるといっていましたので、この日はラッキーだったみたいです。

それにしても、観光地には話したがりのお年寄りがいっぱいいるような気がします。

まぁ、面白い話が多いのでいいのですが、話が長いのが難点ですよね(笑)

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エンジェルロードを一望できる丘


 さて、エンジェルロードを後にし、ホテルの帰り際には横のエンジェルロードを望めました。

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横から見るエンジェルロード


ホテル松風

 今回の宿泊地であるホテル松風ですが、館内は少し古めでした。

しかし、清潔できれいで、従業員の方も親切でしたので特に不満はありませんでした。

このホテルを選んだ理由ですが、食事の評価が異様に高かったからでした。

その評価通り夕御飯は、様々なおいしい料理がボリューム満点で出てきて大変満足出来ました。

ホテルの方もご飯の量が多いというくらいボリュームを売りにしているみたいです。

食事どころの2階は改装したみたいで、とてもきれいでした。

ちなみに、写真のは前菜でこのあとにステーキや天ぷら、デザートなどが出てきます。

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 食事後は2階にある温泉へ行き、その後はホテル前にある海岸でゆっくりしてから就寝しました。

2日目へ続く!



・エンジェルロードの近くのホテルでは小豆島国際ホテルおすすめです。


小豆島へ移住した人のインタビュー


 今回瀬戸内海周辺の街を観光するにあたり、様々な情報得るためにココミルを参考にしました。
女性用なので男性には興味ある内容が少なめでしたが、ちょうど今回訪れた尾道、倉敷、岡山、児島、小豆島の情報を網羅しているので、ここら辺を回る場合には最適でした。
ここら辺をすべて一度に網羅している観光本はあまりないので、もし私のような回り方をする人には良いと思いますよ。