瀬戸内海周遊旅第2弾は、倉敷です。
倉敷は岡山県南部にあり、江戸時代に備中国南部の物資の集散地として発展した歴史を持っているそうです。
現在は倉敷市の条例に基づき美観地区に定められており、このエリアを倉敷美観地区として町並保存地区・観光地区になっています。
今回は、倉敷美観地区周辺をふらふらしました。
午前中は、前回紹介した尾道にいて午後から倉敷へ来ました。
電車に乗って1時間ほどでしたが乗り換えなしでした。
倉敷美観地区
まず、JR倉敷駅南口から徒歩10分くらいで美観地区に到着します。
美観地区に入ってすぐに古い町並みが現れます。
地区内は徹底して電柱や広告等の看板もありません。
また、自動車の侵入も制限しているようでした。

この日はGW中盤でしたので、たくさんの観光客で賑わっていましたね。
道を進んで行くといい香りが。
匂いの元はこちらのつねき茶舗さんでした。
ほうじ茶の匂いが辺りを包んでいて、人々を引きつけていましたね。
私は今回購入しませんでしたが、このほうじ茶も購入可能でした。
ただ、試飲がなかったので実際に飲めたら買ったかもしれないと思うと少し残念でした。
ほうじ茶のいい香り
続いて、少し外れたところに一際目立つ施設「倉敷アイビースクエア」へ。
こちらの建物は、元は倉敷紡績創業の旧工場で現在は、ホテルを中心にした複合観光施設となっているみたいです。
施設内には、ジーンズなどの倉敷市の特産品やお土産屋さんなどが多くありました。
倉敷アイビースクエア内の建物
建物自体も立派なレンガ造りとなっていて、とてもかっこよかったですね。
ちょうど中心部が中庭みたいになっており、イベントスペースとして利用されていました。
この日は、ジャズバンドがライブしてました。
倉敷アイビースクエア内にあるイベントスペース
周辺散策をほどほどにして、よく写真でみる倉敷の風景がある川沿いの中心エリアへ向かいました。
中心エリアは写真でみたことのある風景がそこには広がっていました。
川沿いにはたくさんの人が腰をかけていて、こんな風景ではゆっくりしたくなるのも当たり前ですね。
川に手こき舟が優雅に通ります。
乗船している人たちもカメラを構えてとっていますが、陸上にいる人も舟にカメラを構える不思議な光景になっていました。
どちらかというと、舟に乗っている人たちが少し見せしめみたいになっていましたね(笑)
こちらの舟に乗ってみたかったのですが、この日はもう完売となっていて、次の日の営業を舟のおじさんに聞くと早い人だと朝8時くらいから並んでいて、午前中に乗船できる券はすぐなくなるとのことでしたので、今回は諦めることにしました。
休日に乗る場合は、時間に余裕を持っているひとでないと難しいかもしれませんね。
川沿いには、いくつもの商店が広がっています。
比較的食べ物屋が多かった印象です。
駅側の川沿いの近くには、倉敷観光には欠かせないらしい大原美術館があります。
美術館のたたずまいはカッコよかったのですが、美術に詳しくないので展示されているものに興味がわかなかったということで今回は入りませんでした。
ミュージアムショップには入館しなくても入ることはできましたので、こちらでどういった作品があるのか見てから入館を決めるのもありかもしれませんね。
この日はGWというのもあってか川では結構イベントごとをやっていました。
ちょうど見たときは、内容はいまいちわかりませんでしたが、横笛を吹きながら綺麗な女性が川を渡っていました。
横笛はマイクで拾っていたみたいで、いろんなとこにあるスピーカーから聞こえたのでどこからでも聞くことが可能でしたが、音量が少しでかいかなとも思いましたね。
美観地区をふらふらしているともう18時過ぎになっていて、だいたいのお店が閉まり始めていました。
夕御飯の場所を探したのですが、ほとんどが飲み屋さんくらいしかなくて少し食べる場所に困りました。
暗くなってくると人がほとんどいない状態になっているので、あまりこの美観地区で夕御飯を食べる人がいないのかもしれませんね。
あまりなかったので、カフェで夕御飯食べることにしました。
名前は忘れてしまったのですが、パフェがおいしいで有名なところみたいです。
こちらでは、カフェの定番であるカレーをいただきました。
普段はこういったカフェのご飯をバカにするようなたちの私ですが、ここのカレーも手が込んでいて非常に美味しかったのが印象的でしたね。
店内は古民家を利用していてとても雰囲気のあるたたずまいでした。
暗くなってほとんどの商店も閉まってしまいましたので、最後に夜の景色を楽しんで帰ることにしました。
昼間の風景も良いですが、夜も程よい街灯しかついていない薄暗い感じが素敵な雰囲気を出していて、非常に良かったです。
美観地区の夜景
最後に昼間の時間に現地のおばさんから綺麗にライトアップされると紹介された場所に向かいました。
その場所とは、元中国銀行倉敷支店です。
この銀行はつい最近(今年の3月くらい)まで営業していたみたいです。
もう営業すらしていない場所ですが、建物内からのライトアップはやめていませんでした。
ホント倉敷市は、街の景観を徹底していますね。
この場所を訪れて今回の倉敷旅は終了です。
ライトアップされた元中国銀行倉敷支店
お土産
倉敷のお土産ですが、倉敷がメインのものはあまりなく岡山県として売っているお土産が多かった印象ですね。
基本的には、白桃とマスカットを押した商品が多くて、コラーゲン入のゼリーとか人気だったみたいです。
私は実際に試食して美味しかった清水白桃ぷりんを購入しました。
岡山産の白桃を使用したぷりんで、意外と濃厚で美味しかったです。
あげた人にも美味しかったと好評でしたので、行かれた方はぜひ試食してみてください。
白桃ぷりん
さいごに
今回は、倉敷の美観地区をメインに観光しました。
昼過ぎからの観光でしたが、だいたいのところを見ることができたので満足できました。
もし、美術館や星野仙一ミュージアムに行かれる方や手こき舟に乗りたい人ですと、一日あれば満足できると思います。
街としては、この美観地区を守っていこうという行政や市民の思いをすごく感じることができましたが、個人的には綺麗すぎてただの観光地化されているのがあまり面白くなかった点でしたね。
もっと、人々の生活感とかがあるものかと思っていましたが、テーマパークに近いなと思いました。
また、おしゃれスポットみたいによく紹介されていますが、そういったお店(カフェや雑貨屋とか)は意外と少ない印象を受けましたね。
美観地区のとは反対側の北口をでてすぐには、セブンアンドワイ系列のアリオ倉敷やアウトレットなどがあり、暮らしやすそうだなと思いました。
また最近は、こういった地方都市の駅には駅直結の暮らしに適したショッピングモールが併設されているなとも改めて感じさせられましたね。
何はともあれ、倉敷の美観地区はとても綺麗で素敵なところなので、行ったことのない方は一度行かれてみてはいかがでしょうか。
今回瀬戸内海周辺の街を観光するにあたり、様々な情報得るためにココミルを参考にしました。
女性用なので男性には興味ある内容が少なめでしたが、ちょうど今回訪れた尾道、倉敷、岡山、児島、小豆島の情報を網羅しているので、ここら辺を回る場合には最適でした。
ここら辺をすべて一度に網羅している観光本はあまりないので、もし私のような回り方をする人には良いと思いますよ。
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