関東近郊でサップが楽しめるキャンプ場を紹介します。
どのキャンプ場も湖と隣接しているので、すぐサップを楽しめます。
なお、どこもサップのレンタルは行っていないと思いますが、手漕きボートをレンタルできるところもありますので、サップを持っていなくても、湖アクティビティは楽しめるキャンプ場です。

①菖蒲ヶ浜キャンプ場
 日光の中禅寺湖に隣接しているキャンプ場です。
芝生のサイトがメインですが、湖岸もフリーサイトになっているので、そこを拠点にすれば簡単に湖へアクセス可能です。ただし、湖岸にある分、風が強いので、風に弱いテントの場合は要注意です。
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 中禅寺湖はとても大きいので、思いっきり楽しむことができます。水質は普通といったところでしょうか。湖は大きすぎるので、サップで真反対の岸へ行くのは無理でしたね。
なお、遊覧船も運行しているので、注意が必要です。
サップが思いっきり楽しめ、雰囲気も良いので、おすすめできるキャンプ場でした。
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②四尾連湖 水明荘キャンプ場
 四尾連湖の周りにあるこじんまりとしたキャンプ場です。ゆるキャンに出ているので、ご存知の方も多いと思います。
 全体を見渡せるほど大きい湖ではないため、ゆるっとサップを楽しむのにもってこいのところだと思います。こういったところの方が、周囲から監視できるので、子供がサップを楽しむ場所としては最適ですね。
キャンプサイトは、駐車場から湖を挟んで反対にあるので、サップでキャンプサイトまで行くみたいな遊びも可能です。キャンプサイト側、駐車場側の両方に桟橋があります。
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 小さい湖のためかと思いますが、水質はまぁまぁです。キャンプ場からは富士山が見えない位置にあるので、富士山とのショットは取れませんが、湖の畔キャンを楽しみつつサップも楽しめますので、非常におすすめできるところだと思います。
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③洪庵キャンプ場
 言わずと知れた説明不要の人気キャンプ場です。本栖湖に隣接していて、湖でのアクティビティを楽しむキャンパーが多いところです。湖岸でフリーのオートサイトのキャンプ場は関東でもほとんどないのではと思います。ギリギリまで車を湖まで寄せれるので、サップの運搬が非常に楽です。

 本栖湖は水質が良いことでも知られており、湖のアクティビティをする環境としては個人的には一番です。湖は大きいので、こちらも真反対までたどり着くのは難しいです。湖の中心まで行くと風がかなり強いので、注意が必要です。また、水深はすぐ深くなるので、子供と遊ぶ際も注意が必要です。
 真正面には常に富士山が見えるため、天気が悪くない限りは、富士山を見つつサップが楽しめのも、キャンパーから人気の理由だと思います。

 洪庵キャンプ場は、キャンプにハマったきっかけになったキャンプ場でもあるので、サップを楽しむキャンプ場という位置付けといよりは、純粋におすすめできるキャンプ場ですね。近年はブームのせいで、常に混んでいるのが悲しいところです。
 なお、予約不可であるため、湖岸にテントを張りたい場合は、朝のオープン前に並ぶことをお勧めします。
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④精進湖キャンピングコテージ
 富士五湖である精進湖に隣接するキャンプ場です。こちらも湖岸にテントを張ることが可能で、湖へのアクセスは容易になっています。精進湖は、ボートスクールが開かれている等、湖スポーツが盛んなところです。レース用のコースがあるので、そこには侵入しないように注意は必要です。
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 本栖湖同様で、富士山が真正面に見えるところなので、サップを楽しみつつ景観も楽しむことができます。精進湖の一番の特徴は、奥の方に進むと地形が少し入り組んだ形になっているので、ちょっとした冒険気分を楽しむことができることです。キャンプ場が隣接している他の湖では中々ないタイプの湖だと思います。ただし、その分釣り人も多いので、その点は注意が必要です。
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⑤オートキャンパーズエリアならまた
 水上の山奥にある、ならまた湖に面したキャンプ場です。利根川の上流に位置にすることもあってか、水質はすごく綺麗です。ただし、人工湖のためか、急深ですので水遊びをする際は注意が必要です。サップやボート遊びをする人が多いというか、ほぼそれだけのために来る人がほとんどという印象でした。
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 キャンプサイトから少し離れたところから湖へアクセス可能です。湖へアクセスしてすぐ目の前にはダムがあります。もちろん侵入禁止ですが、湖自体は、かなり大きく広がっている湖ですので、入り組んだところはあまりなく、ひたすら進み続けるような湖になっています。そのため、すべてを行きつくしたいような欲張りな方にはおすすめな場所だと思います。私は半分くらいの地点で諦めました…。
個人的に残念な点は、人口湖だからか、地形的にもあまり面白くない点ですかね。広くて大きいところが好きな方にはすごく良いとは思いますが。
また、キャンプ場では、ボート体験等のアクティビティも楽しめるようで、多くの参加者もいることもあり、湖自体はすごく賑わっています。釣り人や観覧船等、サップやボート遊びをしている際に、気にする必要がある他のアクティビティがない点は、サッパーにとって好都合な場所だと思います。

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 キャンプ場について、フリーサイトが一番湖に近いのですが、どこからも湖までは遠いことには変わらないので、正直どこでも良いかなという印象でした。また、他の高規格キャンプ場のクオリティと比較してですが、自然保護の観点からか、キャンプ場料金は割高かなと思いました。追加料金を払えば、アーリーチェックインが可能です。朝から入場できるので、サップ等の水遊びを大いに楽しみたい方には良いとは思いますね。最後にマイナス点になってしまいますが、水上ICを降りてから1時間近く山道を進む必要があるので、東京近郊から行くには結構遠いです。キャンプ場で楽しみたいなら、1泊2日だと早朝か夜発になってしまいます。初心者で、比較的、近場に住んでいないような方は、まず他のキャンプ場から行くことをお勧めします。


まとめ
 キャンプとサップの愛称は個人的には抜群だと思っています。キャンプだけでなく、サップもできればより一層、キャンプが楽しくなります。皆さんもサッパーになってみてはいかがでしょうか。


サップ関連グッズ


10フィート程度あれば、その分浮力もありますので、初心者でも簡単にサップを乗ることができます。また、このサイズであれば、大人2人は余裕で乗ることができますので、グルキャンやファミキャンで楽しみたい方はこれくらいのサイズがおすすめです。


水のアクティビティは、ライフジャケットが必須です。特に湖は淡水で、体が沈むので、ライフジャケットは着用しましょう。


アクションカメラがあれば、オールを漕いでいる姿を動画や写真で残すことができます。サップを楽しんでいる際の景色はすごく良いので、記録してサッパーライフを楽しんでます。