週末弾丸ダナン旅の旅行記です。
訪れたのは2月下旬とシーズンにはまだ少し早い時期です。

 羽田からの直行便で約6時間。ダナンに到着するのが早朝というところもあり、出発は深夜便であった。LCCのベトジェットは快適とは言わずとも、思っていたよりかは座席が広かったと思う。これで3万5千円かと思うとかなりコスパが良い。
 早朝ダナンに到着後は、配車アプリGrabで中心地へ向かう。現金をまだ所持していないこともあり、レートが良いという噂の宝石商へ。空港から中心地までは約20分程度で、300円程度でアクセスも値段も良かった。空港に比べると宝石商のレートも噂通りはるかによかった。

 現金を所持したところで、早速腹ごしらえに入る。ベトナムも早朝から多くの食堂がやっていて、それなりに賑わっている近くの食堂を訪れた。Bún Bò Huế Bà Thươngというお店で、フエの料理であるブンボー(牛肉の米粉の麺)が自慢のようだ。注文したブンボーは具沢山で、200円程度とかなりお得だ。肉は少し臭ったものの適当に入った割には味は良かったと思う。
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 朝飯を済ましてもまだ午前中であった。スーツケースを引きずりながら歩くのもしんどいので、ココナッツコーヒーが有名というBrewman Coffee Conceptへ向かう。お店は少し入り組んだところにある。グーグルマップを見ながら出ないとわからづらい。日も昇り、昼前でも暑かったこともあって、冷房のきいた店内は快適だ。注文したのはココナッツコーヒー。ベトナムの物価を考えると高い200円ちょっとだったと思う。
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 ココナッツミルクとアイスが入ったグラスにコーヒーを上からかけるスタイル。コーヒーというよりデザートに近い。思っていたよりも甘くはなくてパクパク食べれた。量は多かったけど。
店内には白人や地元の若者たちで賑わっている。内装も非常に洒落ている。日本にあったらかなり並ぶことになるだろう。ベトナムコーヒーの作り方を間近で見れるのも良かった。
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 昼頃にカフェを後にして、ホテルへ向かうことにした。今回もGrabで。ホテルは旅券を安く済ませたこともあり、ちょっとリッチなところにしていた。 フラマ リゾート ダナン(Furama Resort Danang)は日本人に人気なところでみたいで、写真を見る限りザ南国と言う感想だった。
 ホテルに着くなり、ドラゴンフルーツのウェルカムドリンクを頂いた。味はそこそこかな。ロビーは海に向かって窓が開放されていて、心地よい風が通る。準備が出来たら、部屋に案内されると言われたけれども、すぐ準備が整ったみたいで時間をおかず、チェックイン時間前に部屋へ入ることができた。ラッキーだ。
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 部屋は海が望めるシーサイドの部屋。本当はヴィラが良かったけど自分には高すぎた。部屋はそれなりにキレイで広い。アメニティが豊富で、ウェルカムフルーツが置いてあった。ミニバナナは甘くて美味しかった。
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 経験上、天気が良いときにはなるべく海へ入った方が良いと思ったので、早速水着に着替える。ビーチはすぐそばでほぼプライベートビーチになってるから気軽に行けるのがうれしい限りだ。期待に反して海は荒れていた。流石に2月末では少し時期が早かったようだ。海で遊んでいる人も少ない。海に少し入り、そのままビーチ前にあるプールへ移動。このホテルの売り?なだけあってここからの景色は素晴らしいものだった。プールは深くて大人用かな。パラソル下で昼寝をした。気温はすでに30度近くあったし、深夜便の疲れもあって1時間以上は寝れたと思う。
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 心地よい昼寝もほどほどにして、ラグーンプールの方へ行ってみる。ここは水深が浅く子供も安心して遊べそうだ。木々が生い茂っているためゴミが浮遊しているのが少しきになりはしたが、綺麗な場所ではあった。プールで遊ぶ人よりもここで本を読んでいる人の方が多いようだ。
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 ホテルの施設をある程度は把握できたので、今度は街のビーチを散策しに行く。プライベートビーチからずっとビーチは続いているようではあるが、ここはあえて歩道からの様子も見ておきたかったからホテルからビーチ脇の道路沿いをひたすら北上した。このミーケビーチはかなり大きかった。広い砂浜が広がっている脇には大きな幹線道路が通っており、それと並行するようにビル型のホテルや商業施設が立ち並んでいる。今までみたビーチで一番大きかったと思う。途中から裸足でビーチを歩くことにした。夕暮れにも関わらず、ビーチは多くの地元民でにぎわっている。大きな街とビーチがある都市に来るのは初めてで、ビーチが生活に密着しているのが凄く新鮮に思えた。
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 1時間半くらいは歩いただろうか。それでもまだまだビーチは続いていた。ビーチを歩るくのも飽きたころだったので、少し早いが、夕食にすることにした。向かった先はNhà hàng Madame Lânという観光客が多く訪れるらしいベトナムレストラン。時間が早いこともあってかまだ空いていたからすぐに着席することができた。メニュー表をみても正直ベトナム料理をそこまで知らなかったから写真を見て適当に頼んでみた。結果は、似たような春巻きだらけが来ることとなるのだが、味は良いし何よりリーズナブルだった。野菜だらけでヘルシーすぎるかと思いきや、揚げた春巻きが中々のヘビー級。アジア圏のビールは飲みす。これらはアジアあるあるかな。
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 レストラン周りにはお土産屋やカフェ等々、話題の色々なお店があるとのネット情報もあったから、それらも覗くものの期待するようなところではなかった。時間も頃合いになっていた。ダナンのシンボル的存在?であるドラゴンブリッジへ歩いて向かう。土日の9時ごろからショーが行われるようで、それを見るためだった。ドラゴンの尻尾から頭の方へ歩く。ドラゴンの胴体は一応飾りではなく、アーチ橋の体を成しているようだ。何ともアジアらしいデザインである。頭の方には人だかりがあり皆写真撮影をしている。橋を渡り終えると凄い人でにぎわっていた。恐らくダナンで一番賑わっていたであろう。定刻になりショーが始まった。多くの観光客でごった返しているが、ドラゴンの口から炎や水が出るくらいで期待するようなショーではなかったこともあって、早々その場から退散した。
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 近くに夜市の屋台が多く並んでいた。小腹も空いてきたこともあって何か口にしてみたかったけれど、あまり気乗りするような食べ物がなかった。そう言えばまだベトナムへ来てフォーを食していないことに気づいた。早速その場でグーグルマップで検索をかけてみる。観光街からは少し外れるけれども、歩いてすぐのところにPhở Việtというフォーの食堂があった。観光客はあまり来ないようで、英語メニューもなく、英語も通じない。こういうときは定番ぽいものを指差しで注文になるが、ちゃんと思い描いた牛肉のフォーが来た。今回初のフォーはちょっぴり薄味に感じたけれども、非常に美味しかった。やはりベトナム料理はフォーが一番なのかと思った。
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 ダナンは繁華街的なところがあまりないようで、夜遊びでおもしろそうなところはなさそうだった。深夜便で来ていたこともあって今日はこのくらいで終わりとした。Grabで気軽にホテルへ帰れるのは非常に嬉しい限りだ。

2日目に続く

 

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