数年に渡ってインドを訪れているけれど、意外にもジャイプールは訪れたことがなかった。ジャイプールといえば、デリーとアーグラと合わせてゴールデントライアングルと呼ばれるほど、世界的に人気のある観光ルートである。なかなかタイミングがなくて行けなかったけれども、やっと行くことができた。インド旅行慣れしきっている人の冬季ジャイプール旅行記です。
新年になりたての頃だったけれど、インドはそんな様子は一切ないからそんな感覚もなく、普通の旅行となりそう。ジャイプールへは電車や車のチャーターが一般的だけど、いつも通り飛行機で向かった。グルガオンに住んでいると空港アクセスが良いので、お金はかかるが一番旅の時間を確保できる飛行機が一番だと思う。飛んで時間は30分くらい。
空港からはまず、中心地あたりと思われるジャイプール駅へ向かった。ジャイプールはUberやOlaが普通に使用できるので、非常に便利だ。
ジャイプール駅は思ったより綺麗に整えられていた。青空だったこともありピンクの駅舎が映える。駅前にしつこいリキシャマンが多かったのは毎度のことか。

駅からは試しにメトロを使用して、ピンクシテイまで行ってみる。ピンクシテイの入口付近までメトロで行くことが可能のようだ。後でわかったことだが、ゆくゆくはピンクシテイ中心地までメトロで行くことが可能になるみたい。
ジャイプールメトロはデリーメトロと同じであまり面白みはなかったな。まだ利用者も少なく、これからの活躍が期待だ。
ピンクシテイ付近からは徒歩でハワー・マハルまで向かう。ピンクシテイの街並みを見ながら行くことになるのだが、ピンクな建物なだけで、ただのインド。こちらも面白みにかけた。ハワー・マハルへは20分くらい歩いただろう。早速、同僚から教えてもらったルーフトップカフェに向かう。名前はWind View Cafe。
カフェに入ると、目の前は風の塔。たしかにここの景色は素晴らしい。せっかくなのでランチも食す。食べ物な量は少ないけど、値段もリーズナブルで非常に良いカフェだ。
カフェに入ると、目の前は風の塔。たしかにここの景色は素晴らしい。せっかくなのでランチも食す。食べ物な量は少ないけど、値段もリーズナブルで非常に良いカフェだ。

カフェからの景色があまりに良かったので、思ったより長居してしまった。これからやっと観光だ。まずはハワー・マハルの中へ入るとこから。チケット売り場は昼時ということもあってかインド特有の長蛇の列。外国人も同様の列だったので、おとなしく並ぶしかなかった。10箇所ほどの観光地が入れるコンポジットチケット購入した。1000ルピーほどするのだが、いくつか施設に入るのであれば、購入するのがお得にはなる。多くの人にとっては得するか微妙な値段設定にはなっているのだが‥
ハワー・マハルの中は広々していない。そのため、塔の窓際とかは観光客で順番待ちができる。中も特に感動するようなものもなく、やはり外から眺める程度がちょうど良さそうだ。
風の塔の隣にあるジヤンタル・マンタルへ向かう。こちらは長いこと使用されていた天文台で世界遺産だ。あまり期待していなかったのだけど、いくつもある天文台の用途を調べながらいくと、勉強しつつ楽しむことができた。インド人の賢さが分かる場所なのだが、インド人にとってはただの自撮りポイントになっていた。そこもまぁインドらしい。お土産屋が思いの外充実していたのは良かった。各天文台の解説本を購入しておいた。

続いては本命のアンベール城。こちらは距離があるのでUberを利用する。市街からは少し離れているかつ、標高が多少高くなる。道中には湖に浮かぶジャル マハルがある。写真で見るほどの良さはない。湖前にはちょっとした公園と市場が。

アンベール城に近づくとその大きさがよくわかった。非常に堂々としていて外から見るぶんにはかっこいい。早速道を登り始めたが、そういえば求めていたゾウタクシーが見当たらない。あたりを探し回ったが、見当たらない。聞き回ったり、調べたりした結果、どうやらゾウタクシーは昼くらいには終わってしまうようだった。ゾウタクシーに乗るのが一種の目的でもあったことから、今日の入場はやめにして明日また来ることにした。

アンベール城に入場しなくなったので、この日はやることがなくなった。とりあえずホテルへ戻り、ひとまず休憩。町中にあるアノーキーへ向かった。ここのアノーキーはメンズ用品も少々あった。ちょっとしたお土産を購入して、適当に見つけた夕ご飯を食べる。帰り際に博物館のライトアップを見た。建築物も立派で思いの外良かったと思う。こちらもコンポジットチケットで入場可能な施設ではあったけど、外観を見て満足できたので、この旅で入場することはなかった。

2日目へ続く
おすすめ旅本
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世界90ヶ国を訪れたことのある著者が”絶景”についてまとめた本です。
近年の絶景ブームの調査を行っており、どういったものが絶景とされているのかをまとめています。
実際に著者が行った絶景ベスト20も紹介されていて今後の旅行の参考になります。
この本は週末バックパッカーになることで、日程調整力や交渉力、リスクマネジメント力などがつき、最終的にはビジネス力を向上させるという考えのもと、週末に行ける東南アジアの国々を紹介ています。
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今後行きたい国の参考にすごくなりましたね。
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