久しぶりとなったインド国内一人旅は、過去の経験から日帰り旅行でちょうど良い箇所を探し、今回はアムリトサルとしました。アムリトサルは、パキスタンに程近い100万人規模の都市で、ターバンで知られているシク教の宗都だそう。よって、インドでは珍しくヒンドゥー教よりシク教の割合の方が高い都市となっています。デリー付近では、100人に1人くらいのイメージですので、どういった雰囲気になるのか楽しみでした。
土曜日の日帰りで検索するといくつか候補はありました。今回は時間との都合で、土曜日5:00あたり発、6:30くらい着の便を使用しています。
年末の早朝は霧がすごく、特にこの頃冬が寒いせいか、アムリトサルに到着した際も、霧で視界が失われていた。濃霧の影響は、無かったようで、飛行機も無事に到着。新しいとは聞いていたが、アムリトサルの空港は綺麗だった。 特にトイレが綺麗。
とりあえず目的地は黄金寺院。ネット情報では無料のバスが空港から巡回していると聞いていたが、流石に早朝の時間はなさそうだった。Uberを確認してみると目的地までおよそ420Rsで、Uberを見ている最中によくわからんインド人に話しかけられ、その際言われたのが400Rs、プリペイドタクシーは550Rsからの値引きで450Rsだった。普段の感覚からもUberの値段が高く、その他ももちろんそれなりの値段だ。450Rsと言ってきたプリペイドタクシーのおっちゃんにUberの値段を見せたら、相乗りで300Rsでどうかと聞かれた。これ以上は安くできなそうだったので、これだOKにして、相乗り相手を待つことになった。
10分くらい待ってもプリペイドタクシーのおっちゃんたちは、客を捕まえられず、時間ももったいなかったので、もう出発意思を伝えると、1人でも車を出してくれるようだ。値段も300Rsであることを確認すると、インドあるあるのさっきの値段は何だったのだろうと思いながら、ドライバーについってた。車を見た安い理由はわかった。結構ぼろい。。。あまり細かいことは気にせず乗り込んだが、霧が凄すぎる上に、フロントガラスも曇りっぱなし。ほぼ見えていないのではないかくらいではあったが、いつも通りのスピード感。ビビらず運転して事故らないのは流石である。無事、黄金寺院の近くのバスターミナルや駐車場があるエリアに到着できた。黄金寺院へ続くメイン通りは、車等の車両の進入に制限があるようだ。
あたりもだいぶ明るくなってきていたが、相変わらずの霧の濃さ。まずはメイン通りを散策しながら、黄金寺院へ向かう。噂通りメイン通りは綺麗に整備されていて、ゴミもほとんど落ちておらず、かなり力を入れている様子。7:30くらいだったけれど人も思っているよりも人が歩いていた。

この時間帯であったのでお店はまだやっていなかったが、土産がほとんどの様子であった。マックやサブウェイもあったのでとりあえず、食の逃げ道は確保できそうで安心。外観も街の建物と同じような作りをしていた。
地図はほとんどみていなかったけれど、なすがままに歩いていくと図らずして黄金寺院の入口までたどり着くことができた。この濃霧ではあまり見れそうではあったが、無料だし、早朝の雰囲気も楽しみたかったから早速入ることにした。

入口の建物からは白を基調とした建築物へ変わっていた。シク教徒が朝から熱心に掃除をしていた。一日何回もやっているのだろう。ここのエリアもインドでは綺麗な方であった。まずは、靴と靴下をセットで無料のクロークに預ける。ここからは裸足。流石に朝は寒い。

敷地内に入る際は、シク教徒と同様に髪の毛をバンダナ等で隠さなければならない。これはシク教徒へ敬意を払う意味があるらしくで、シク教徒以外の人もシク教徒のルールに合わせて髪を隠すことで、敬意を払っていることになるらしい。バンダナは入口に無料で借りたものを使用した。入る前には手と足っを清める(洗う)必要があるようだ。神社に入るのと同じようなものかな。
敷地内に入る際は、入口の境界ラインあたりに手を当てたり、頭を当てたりするのが礼儀のようだ。見よう見まねで入口をくぐると見えてくるのは黄金寺院。霧がまだ残っているので、全体はよく見えなかった。
敷地内に入る際は、入口の境界ラインあたりに手を当てたり、頭を当てたりするのが礼儀のようだ。見よう見まねで入口をくぐると見えてくるのは黄金寺院。霧がまだ残っているので、全体はよく見えなかった。

まずは、皆と同じように時計周りで回ってみる。敷地内にはひたすら歌が流れている。通りにも流れていたものもここにも流れている。シク教徒の人々はその歌を口ずさみながら歩いている。タブラ、ハーモニウム、サーランギー?と歌。イメージ通りの楽器を使用した曲は恐らくシク宗教歌のひとつなのだろう。この曲と、シク教徒の人々、霧の朝の雰囲気が今まで経験したこのない空間にいることをわからせてくれた。ヒンドゥー教のとはまだ違った雰囲気。改めて世界は広いと思ったし、住む世界が全く違うことを思い知らされる。湖は水深5mあると何かでみたが、シク教徒の人たちはこの水で体を清めていた。これはガンジス川でみた光景と同じようなものだ。
半周以上すると、黄金寺院の入口へたどりついた。黄金寺院内は撮影禁止らしい。早朝であったためか、列はすくなくすんなり入室することができた。金で装飾されていた建物内では、全体に流れていた曲が実際に演奏されていた。てっきり曲を流していると思っていたのが、まさかの生演奏。演者たちの前には信者たちが熱心に聞いてる。入室した我々は、横からそれを見る格好となる。正直これがなんなのかは理解はできなかったが、周囲の反応をみるにありがたいことだというのはなんとなくわかった。狭い空間であるので、信者ではない人間は早めに出た方が良いと思い、すぐに退出。寺院の周りにもまつられている何かに膝や体全体まで床につき、深々とお辞儀をしている。これらの後継がただの観光客である自分は邪魔してはならないとさらに思わせたため、すぐさま寺院からは出てしまった。寺院を出る際は、少し甘いお菓子(名前不明)を手に乗せられる。手が汚れたなとか思っていたが、すぐそばに水道も完備されていた。しかもお湯もでるし石鹸もある。かなり配慮が行き届いている。
寺院の付近にはも楽器を持った演奏家がいた。何人かは、地面にひかれたカーペット上に座り込んで演奏を聴いていた。休憩がてら自分も座って演奏を鑑賞。音楽自体はよくわからないが、インドの楽器は見ているだけで面白いので、意外と長く聴いていられる。帰り際に少しのお金を寄付。
半周以上すると、黄金寺院の入口へたどりついた。黄金寺院内は撮影禁止らしい。早朝であったためか、列はすくなくすんなり入室することができた。金で装飾されていた建物内では、全体に流れていた曲が実際に演奏されていた。てっきり曲を流していると思っていたのが、まさかの生演奏。演者たちの前には信者たちが熱心に聞いてる。入室した我々は、横からそれを見る格好となる。正直これがなんなのかは理解はできなかったが、周囲の反応をみるにありがたいことだというのはなんとなくわかった。狭い空間であるので、信者ではない人間は早めに出た方が良いと思い、すぐに退出。寺院の周りにもまつられている何かに膝や体全体まで床につき、深々とお辞儀をしている。これらの後継がただの観光客である自分は邪魔してはならないとさらに思わせたため、すぐさま寺院からは出てしまった。寺院を出る際は、少し甘いお菓子(名前不明)を手に乗せられる。手が汚れたなとか思っていたが、すぐそばに水道も完備されていた。しかもお湯もでるし石鹸もある。かなり配慮が行き届いている。
寺院の付近にはも楽器を持った演奏家がいた。何人かは、地面にひかれたカーペット上に座り込んで演奏を聴いていた。休憩がてら自分も座って演奏を鑑賞。音楽自体はよくわからないが、インドの楽器は見ているだけで面白いので、意外と長く聴いていられる。帰り際に少しのお金を寄付。
一周を回りきる頃にはだいぶ霧も薄くなってきていたが、しっかり晴れた光景も見ておきたかったから、昼くらいに来れたらまた来ようと思った。まだ、無料の食堂も入れていなかったし。それより食堂のありかを把握しておかないと。

旅行記②へ続く…
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