高かったわりにベッドの寝心地が悪く、ダニや蚊がいたのかいろいろなとこが痒くて一度起きてしまった。肌を露出しないようにパーカーと靴下装備。ファンがしっかり効いていたのでその後は安眠できたので良かったけど。
 この日でゴア旅も終了。朝に少しビーチを眺める。インド人はウォーターアクティビティが好きなようで朝から賑わっていた。そんなゴアのビーチに別れを告げ、前日マスターしたローカルバスで移動する。一旦マプサへでてそこからパナジに移動、パナジの街は後程時間があったら散策するとして、そこからはオートリキシャーを使用してオールドゴアへ。全部でおよそ2時間くらいかかったかな。ゴアの移動は思っているよりも時間がかかる。オールドゴアは他のインド観光地と同様で大量のインド人が来ていた。教会とかはヨーロッパで見飽きてるほどみてるけどインドでみるのはなんだか新鮮である。
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Church Of St. Francis Of Assisi

 立派な建物のではあるけど古びた感じはインドらしいと言えるのかもしれない。ここに来た理由はあのザビエルが眠っている場所であるから。ボンジェズ教会のなかでミイラ化したザビエルがいた。サビエルは地位が高かったようでここインドでも有名なようだ。
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中にザビエルが眠っている


 間近で見ることはできないが雰囲気は楽しめた。大量のインド人の流れにのって。完全に流れ作業でミイラが安置されてる場所、ザビエルの入っていた棺、身に付けていた衣装など写真を撮る。
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ザビエルのミイラ写真

 オールドゴアにはミュージアムとかもあったようだけど余り興味がわかずスルー。思っているよりも滞在が短くなりそうだったので、とりあえずお土産でも物色してみる。ゴアのビーチに売ってるものとそう違いはなかったかな。気になっていたゴア文字入りのマグを買ってみる。一つ100Rsと安め?だったけど他の店では70Rsで売っていたようだ。現金の心配もこの時点ではなくなっていたこともあってあまり気にならなかった。
 お土産も買ったことだし、パナジの街並みを散策することに。帰りはバス停が近いこともあり、バスでパナジのバスターミナルを目指す。こちらも20Rsだと思い払ったけど、どうやら多くはらっていたようで隣の兄ちゃんが教えてくれた。バスの料金設定は結局分からないまま。20Rs以下ということはわかったけど。
 パナジについてからはポルトガル占領の影響を受けたと言われている街並みを堪能。
パナジの街並みは確かにインド要素が少なく、綺麗で落ち着いた街並みであった。
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インドらしからぬ街並み

 ゴアのビーチとはまた雰囲気とは違うけれどもインドらしからぬ落ち着いた雰囲気はすごく良い。観光ブログとかウェブサイトでは街並みを推す声が多かったけれども、思っていたより観光地というような感じもなく観光客も多くない。街を歩いてみてデリー周辺よりも近代的な楽器屋がいくつかあったのは驚いた。
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新しいおしゃれなお店も多かった

 少し残念だったのが川沿いに眺望の良いレストランやカフェがなかったこと。カジノに占領されている様子だった。川沿いでまったりできるところがあると思っていただけに残念だ。ゴア最後の食事はバスターミナルの程近いインド料理のお店。たまたまはいったけれどもかなりの賑わい。ほとんど地元の人だったのかな。フィッシュカレーのプレートで300Rsしないとお手頃価格。味は日本人には合わない感じだったけど。それでも一緒に注文した冷えていないリンゴラッシーが結構美味しかった。 ラッシーも地域によっていろいろバリエーションがあるみたいだ。
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フィッシュカレーのランチプレート

 夕方になったので空港へ向かう。疲れてきたこともあって今回はタクシーを利用した。タクシー乗り場はバスターミナルの隣にあってプリペイド式。値段は820Rsほど。空港まではGoogleマップが示す通りおよそ40分。空港は帰宅のインド人や外国人でごった返していた。皆考えることは一緒で、土曜日の夕方に帰るみたいだった。そんなこともあってインド特有のセキュリティチェック渋滞が発生。なんやかんやで出発ロビーに入るのに1時間くらいかかったかな。かなり余裕をみておいて正解。インド国内移動は時間的余裕を持たないと不安だからね。
 ゴアの空港はヨーロッパの直行便があるくらいで、地方空港にしてはそれなりの規模だった。帰りはインディゴ航空。格安航空だけど清潔さと定時運航、リーズナブルな価格がモットーなようで、実際 清潔に保たれてた機内は好印象。何よりCAが美人さん。いろいろな意味でレベルの高い航空会社だった。残念だったのが、周りの家族がうるさかったこと。子供はともかく若作りをしたハリウッド女優気取りの格好をした母親がうざいよなんの。周りのインド人はあまり気にしないもしくは無視の様子。ここまで迷惑なインド人は初めて出会ったかな。母親のハイっぷりをみるとなんかやっててもおかしくなさそうな雰囲気。話は変わるけど飛行機乗るようなインド人は英語を公用語としていて綺麗な英語を話していたことに驚いた。
 初ゴア一人旅。思っていたトランスミュージックには出会えなかったけど、ゴア独特の雰囲気は楽しめたと思う。ビール安いしゆったりできたし。次回は情報をしっかり得てから行くようにしよう。







 著者が四国八十八箇所を巡礼したときの日記を記した本です。
タイトルの”だいたい”というみるからに信仰心のない著者がゆるゆるなお遍路を行った旅行記ですが、観光もけっこうやっているのでこの本を読むと四国のことがなんとなくわかるようになりますね。
四国旅やお遍路をしてみたくなる一冊となっています。


 説明不要のバックパッカーのバイブルである深夜特急。
時代背景が古いですが、どんな時代でも旅に憧れる人に愛されてやまない本ですよね。
バックパッカーや旅人に興味がある人は必読です。