インド長期滞在での初旅行はジョードプル。本当はジャイプールから攻めようと思っていたけど、デング熱が流行ってるみたいで今回は回避。ジョードプルはブルーシティと呼ばれ、青く塗られた古い街並み、存在感抜群のメヘランガール城塞が特徴となっている、ワンピースのアラバスタのモデルにもなったとか。個人的に行きたかった理由はレディオヘッドのジョニーとインド人アーティストとかが作成したアルバムJununの製作地であったから。製作ムービーを見たら行きたくなってずっと思いを寄せてたからね。

 訪れたのは11月の上旬土日。ニューデリーからは飛行機で一時間程度の距離で、直前のチケット購入で片道1万円もしなかったくらい。ジョードプルの空港は小さくて、旧市内まではオートリキシャーを利用。Uberはだめそうだった。料金は一律で300Rsと距離のわりには高いかな。
 時計塔のあるバザールの手前までリキシャーで送ってもらい、早速宿探し。リキシャーの運転手からも宿紹介してやるよ的なマージン狙いのこと言われたけどここは無視。どこの観光地も運転手は同じようなことやってくるなー。とりあえず時計塔回りを散策。街からもメヘランガール城塞の存在感抜群ですごくかっこいい。漫画の世界に迷い込んだという下手な表現を使いたくなるほどだ。
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メヘランガール城塞の存在感は街からでもわかるほど

 時計台の北側を散策した様子だと、いくつか宿はありそうな感じだったけど荷物を早く下ろしたいあまり地球の歩き方に載っている宿へ行くことに。600Rsと少し高いような気もしたけど、ルーフトップあるしちゃんとホットシャワーだったから、悩んだあげくここに決定。
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窓はなく少し息苦しい部屋

 時間ももったいないのですぐに砦の方へ。Googleマップの経路案内を見た感じ歩いて20分程度、街並みをみる傍ら向っていく。旧市街地の道はいりくんでいてGoogleマップがなければ迷うようなところ。むしろマップあっても迷ったけど…
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青い建物群の小道はまるで迷路

 近くの少年に聞きながら向かうと入り口が見えてきた。案内を終えた少年は満足そうにチップをせがんできた。ここら辺の子供はこうして小遣い稼ぎしてるのかな。まぁ案内してもらっので多少のチップを渡しいざ砦の中へ。砦を登って少したつと街並みが見えてきた。砦からの街並みは凄く綺麗でブルーシティと呼ばれる由縁がよくわかるほどだった。景色に見とれつつも大きな砦へ。料金はたしか600Rsほどでカメラやビデオ持ち込むごとに料金が加算されるシステムになっていた。ちなみにカード使用可能。このチケット料金には音声ガイド代も含まれているようで、となりのブースで日本語の音声ガイドを借りることができた。借りる際は免許証を担保するような形。(パースポートではなく免許証を指定してくる)
砦の中には財宝や綺麗な装飾を施された部屋などがみられたけども、正直個人的にはそんなにみるところがなかったかな。
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中は思ったほどではないが外見は立派

 砦内からの景色は最高で街並みを一望できたからこのためだけに入るのもありかも。
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城壁からの街並み

 帰りはリキシャーで街まで戻る。どうやら行きの道は裏道とういうより歩きでしかいけない道で道路がある道側が表道のようだった。通りで入り口が分かりづらいうえに静かだったわけだ。リキシャーで街までは200Rsほどと高め。

 砦を見学したあとは街の散策。街はディワリが近いせいかかなりの賑わいでカオス状態。ちょっとした腹ごしらえとして飲んだラッシーもそれまた美味だった。ここジョートプルは乳製品が盛んなのかラッシー屋がいたるところにあった。ラッシー好きの自分にとっては嬉しい限り。
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バナナラッシー

 ジョートプルの生活感が伝わってくる街散策だった。何より活気があると見ている方も楽しめる。ところによっては洒落た店も見受けられた。
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活気のある中心部

 夕御飯はルーフトップレストラン。下の階はゲストハウスになっていて綺麗かつ洒落ていた。ここに泊まればよかったと後悔しつつもどうせ高いだろうと自分を思いこませ、ルーフトップレストランへ。そこからの眺望は最高。ライトアップは19時からと店員に聞き、それまでビールで一人晩餐をする。
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定番のキングフィッシャー

 あたりも大分暗くなりいよいよライトアップ。うんいい感じいい感じだ。ビールで程よくほろ酔いしてるなかとても良い夕御飯を楽しめたのは良かった。それにしても頼んだチキンティッカは美味しかったけど少し辛めだったな。
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ライトアップされたメヘランガール城塞

 一人でやることもなかったから少し早めの帰宅。宿のWi-Fiはいまいちだったけど、それ以外は値段相応なのかも。昔からある宿だから地球の歩き方にも載ってるだけで探せばさっきみたいな宿は結構ありそうな気がするな。ディワリが近いため爆竹が鳴り響く中就寝した。

続く

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