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 少し時間が経ってしまいましたが、フジロック2017のライブレポートをまとめました。
今回は終日ほぼ雨で、過去参加した中で一番晴れがなかったですね。
ちなみに、まとめたのは最初から最後まで観たアーティストのみです。


13:00~13:50 PUNPEE:White Stage
 今年一発目のフジはPUNPEE。
全く知らなくて、友人に連れられて来ただけだったけど、意外と楽しめました。
ヒップポップ自体よくわからないし、ラップもよくわからないけど、そんな人でも分かりやすい音楽をやっていたと思います。
盛り上がりもすごかったですしね。
PUNPEEがやりたいヒップポップをもっとポップにするということは、できているのではないかなと感じましたね。
それにしても、やっぱWhiteは音がすごい。


14:30~15:20 Big Willie's Burlesque:Café de Paris
 こちらも全く知らずに観に行ったアーティスト。
どうやら毎年のように2ステージくらいはやっている常連アーティストだったみたいです。
さすが、常連ともあってそのエンターテインメント性はすごかった。
エロさが混ざるダンスと音楽は、正しく大人のエンターテインメント。
バンドと3人のダンサーから成り立つパフォーマンスは、毎回同じ展開ですが、ダンサーが脱ぐたびに盛り上がること盛り上がること。
演奏も普通に上手でかっこいので、そんなエロいダンサーが踊っている状況で盛り上がらないわけがない。
長くないアクト時間でしたが、最後まで楽しむことができました。
 ホント見れて良かったアーティストでした。
エンターテインメント度で言ったら、自分の中ではこの日No.1でしたね。
やはり、Café de Parisはいいアーティストが揃うステージです。


16:50~17:50 The Avalanches:Green Stage
 さて、この時間から本命三連発。
事前に動画で予習していたので、バンド編成だったことには驚きませんでした。
 スタートの「Because I'm Me」から最高で、盛り上がりまくりましたね。
メンバーのテンションもすごくて、観客を煽りまくり。
会場全体ですごく盛り上がっていたと思います。
ライブは、基本的には2ndアルバムをベースなセットリストで、1stアルバムの曲も結構やっていたかな。
ラッパーが動画で見ていた人とは変わっている気がしましたが、その変わったラッパーがめっちゃかっこよかったです。
一緒に観ていた友人も同じことを言っていたので、恐らくステージで一番かっこよかったのでしょうね。
ラップ自体はよくわかりませんが(少しテンポが遅かったような気もします)、ステージ上の立ち振る舞いがなんか良かったです。
このアクトは、テンションの上がり具合では、個人的にNo.1でしたね。
 The Avalanchesのライブはすごく良かったですが、強いて言えばドラムが短調過ぎたこと、バンドとしてはもう少しまとまりが欲しかったことが残念でした。
普段はバンドをやっているグループではないのでしょうがないのでしょうが、もう少しバンドとして期間を活動できればもっと良くなるかなとは思いましたね。
まぁ、次回以降はバンド形態なのかも怪しいですが。


18:50~20:00 Cornelius:Green Stage
 圧巻のライブでした。
他のライブでは小山田圭吾をみたことありましたが、コーネリアスとしては初でした。
それが、こんなにも完成されているバンドであったとは。
 スタートは、「あなたがいるなら」のインストから、映像でWelcomとの文章があった後、すぐに「いつか/どこか」が始まりました。
ギターソロが多いこの曲ですが、しっかり再現されていましたね。
その後のセットリストは、最新作からがメインで、他は有名曲が抑えられたもの。
初コーネリアスの自分としては、十分過ぎる内容でした。
意外なのは、「Surf Rider」がそんなに盛り上がらなかったことかな。
最後は、最初にイントロだけ流した「あなたがいるなら」で締め。
終始アクト中に降る小雨が、いい味を出してくれていました。
 映像と音楽の融合が今まで観たライブの中でも上位を争うほどのものでしたね。
個人的には、キーボードの堀江さんがかっこよかったですね。
自分ではキーボディストだと言っていますが、ギターの弾き方も普通に良かったです。
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21:10~22:30 Aphex Twin:Green Stage
 今回の大本命。
死ぬまで観れないだろうと思っていただけで観れたのは非常に嬉しかったです。
アクト自体は、予想通り?そこまで良くはなかったかな。
途中で飽きが来てしまいましたね。
 ステージにはリチャードとVJの二人。
まぁ当たり前ですが、終始MCなし。
演奏楽曲は、一応乗れるようなものばかりでした。
時折、知っているフレーズやメロディーなどがあったので、自分の楽曲をいろいろイジってDJしているようでした。
あとは好きなようにプレイをしている感じでしたね。
一番の盛り上がりは開始40分後くらいのレーザーを使い始めたタイミング。
音もさる事ながら、視覚的要素が凄すぎました。
それまで小雨だった雨も、土砂降りになったのも相乗効果を生み出していました。
 その後は、話題になっている人の顔で遊んでいるVJを観つつただ聴くだけって感じでしたね。
あの土砂降りの影響もあって、モッシュピットからは結構人が退散していってましたから。
最後のクライマックスは、10分近くの発振(ノイズ)させて終了。
終始、リチャードが遊んでたようなアクトでしたね。
 最初にも書きましたが、リチャードのアクトをみれたのは非常に嬉しかったですが、内容自体は多くの人が予想しているような結果だったかなと思いますね。
まぁ彼の音楽は、音源を聞き流してるくらいでいいのかもしれません。
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番外編
23:00~    バレーボウイズ:Rookie A Go Go
 最後の一曲しかみれませんでしたが、その曲がめちゃくちゃ良かったので、今回このまとめに書いちゃいました。
恐らく自分より若い(20代前半)男女7人組で、歌謡曲のような昔懐かし音楽をやっていました。
正直観た瞬間は、大した事してないのに人多すぎとは思いましたが、少し観ていくうちにこれが彼らの音楽なんだと分かりました。
大人数で歌う彼らの音楽を聴いていると、なんだか昔懐かしい感じがしましたね。
懐メロって感じでしょうか。
日本人にはすごく響く音楽だと思います。
熱く歌っている姿にもすごく好感が持てました。
 残念なのが、音源が全然手に入らないこと。
それに加えてメインが関西なので、ライブも観に行けない…
まずは全国音源流通できるように頑張ってもらいたいですね。


FUJI ROCK FESTIVAL'17 オフィシャル・パンフレット
SMASH CORPORATION
リットーミュージック
2017-07-27