おじいちゃんが頑張るちょっとまったりとした映画の紹介。
(過去記事修正・随時更新)
ストレイト・ストーリー
絶縁して10年ほど会っていない兄弟が倒れたと聞き、目があまりよくないから車での移動が出来ないため時速8kmのトラクターで何週間もかけて会いに旅する物語です。
途中いくつもの困難がありますが、最後までトラクターで行くという信念には驚かされます。
物語はまったりと進んでいきますのでそういった雰囲気の映画好きな方にはおすすめですが、そうでない人にはちょっと退屈に感じるかもしれません。
100歳の華麗なる冒険
100歳の誕生日に老人ホームから抜け出し、宛のない旅へでかけます。
途中立ち寄ったバス停でひょんなことから大金の入ったギャングのスーツケースを手に入れてしまい、警察やギャングから追われるようになります。
マイペースな主人公と旅の道中で出会った仲間たちと逃亡するサクセスストーリーです。
スウェーデンの映画なのですが、本国ではあのアナと雪の女王よりもヒットした人気作です。
時折、主人公の過去に戻ったりして主人公の意外な過去を知るようになります。
マイペースで生きてきても偶然すべていい方向へ進んでしまう主人公に憧れてしまします。
おじいちゃん映画特有のまったりさもあり笑いもありでとても面白い映画です。
ひつじ村の兄弟
人里離れた小さな村に先祖代々続いている羊の世話をしている兄弟が主人公です。
彼らは40年以来一言も会話をしていません。
コミニュケーションツールとしてペットの犬に手紙をくわえさせるほどの関係でした。
あるとき、村で羊の伝染病が見つかり、村中の羊を殺処分しなければならなくなりましたが、先祖から引き継いだ羊を守るため兄弟が力を合わせることになりました。
羊を守る為に二人がとった行動の最後は…
アイスランドの映画で広大な白い大地の美しい風景が広がっていてます。
羊を通して兄弟が次第に仲直りしていく様子を描いて、いくつになっても兄弟は兄弟なんだと感じました。
兄弟の素晴らしさを再確認できる映画となっています。
幸せなひとりぼっち
愛する妻に先立たれ、悲しみに暮れる孤独な毎日を送っていた老人オーベ。そんなある日、隣の家にパルバネ一家が引っ越してくる。車のバック駐車や病院への送迎、娘たちの子守など、何かと問題を持ち込んでくるパルバネたちにうんざりするオーベだったが、次第に彼らに心を開くようになり、やがて妻との思い出を語りはじめる…
頑固だけども頼りになる愛されキャラのおじいちゃんOVEが主人公な点なんか「100歳の華麗なる冒険」にちょっと似ていますし、こういった映画がスウェーデンでは受けるのかもしれませんね。
また、移民の隣人が出てきたり、福祉国家らしく社会福祉問題も取り上げていたりと、スウェーデンという国らしさも表していましたね。
ほのぼのしつつまったり観れて、ちょっとした感動もある映画ですよ。
アンコール!!
無口で気難しいアーサーの最愛の妻マリオンの趣味は、ロックやポップに挑戦するちょっと変わった合唱団“年金ズ”で歌うこと。
ある日、“年金ズ”が国際コンクールのオーディションに出場することになったが、マリオンにガンが再発したという告知が。
練習に行けないマリオンのたっての頼みで、アーサーは妻の代わりに渋々合唱団の扉を叩く…
妻以外には気を許さないアーサーが団員たちと交流を通して、今までの自分を見つめなおすという成長?ものです。
合唱団「年金ズ」の歌のシーンは非常に面白く、年寄りらしさが存分にでていますね。
おじいちゃん映画にありがちなユーモアたっぷりの映画です。
ロングトレイル
人気紀行作家でほぼ引退状態のビル・ブライソンが40年前に仲違いして以来音信不通だった親友スティーヴンとともに、アメリカを代表する長距離自然歩道「アパラチアン・トレイル」に挑戦するというおじいちゃん冒険物。
大自然を前にマイペースでトレイルに挑戦する姿は、何とも微笑ましく愛らしい。
昔の若い頃を思い出したり、少年のような行動を取ったり、おじいちゃん映画ならではのよさがふんだんに詰まっていました。
年老いたせいかかなりのひねくれものの彼らに何となく共感してしまう場面も多かったですね。
最後の展開もおじいちゃんらしかったです。
年老いても挑戦し続ける姿には見習うべきことが沢山ありました。
ロードムービー好きにもおすすめできる映画です。
気になったおじいちゃん映画はありましたでしょうか?
共通して言えることが主人公がマイペースで自分の信念を持っているおじいちゃんであるということです。
長く生きて形成されたその信念がその人の味になるのでしょう。
今回紹介した映画は、自分も強い信念を持った魅力のあるおじいちゃんになりたいと思える映画ばかりですよ。
職場のおじいちゃんから学ぶ「人は日々成長していくもんだ」
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